「“やりたいこと”がわからなくても、大丈夫。」

就活を始めると、必ずと言っていいほど出てくる言葉。

「自己分析はしっかりやろう」

「自分の軸を持とう」

「やりたいことを言語化しよう」

…でも正直、私はこう思っていました。

「そんな簡単に、自分のことってわかる？」

これまでの人生、いろんなことに手を出してきたけど、

「これだ！」って胸を張れるものなんてなかったし、

志望動機を考えても、「それっぽい言葉」を探してる自分がいて、

どこか空回りしているような感覚でした。

でも、ある時ふと思ったんです。

“わからない”って、ダメなことなんだろうか？って。

自己分析って、「自分を完璧に言語化すること」じゃなくて、

「自分との対話を始めること」なんじゃないかなって思うんです。

たとえば——

・何をしてると時間を忘れる？

・怒りを感じた出来事って、何が引っかかった？

・逆に「これ、いいな」って思った働き方は？

そんな小さな気づきを、メモするだけでもいい。

それを積み重ねた先に、少しずつ「自分の軸」が浮かび上がってくる。

私の場合は、そうやって、少しずつ“納得”を増やしていきました。

今すぐ答えを出さなくても大丈夫。

迷ってる自分も、悩んでる時間も、ちゃんと意味があるから。

焦らず、比べず。

“自分と仲良くなる時間”として、自己分析と向き合ってみてくださいね。